中医学の歴史

黄帝

中国最古の医学書「黄帝内経」(こうていだいけい)を著わす。

素問と霊枢からなる生理、病理、養生、診断、鍼治療の理論書で中医学の基本文献をなします。

 


神農

365種類の生薬の薬効をまとめた神農本草経を著わす。

伝説上の人物のため著者不詳とされます。


張仲景

傷寒雑病論を著わし脈診を広める。

10巻が傷寒論で葛根湯や小柴胡湯を紹介。

6巻が金匱要略で八味丸や当帰芍薬散などを紹介。


孫思邈そんしはく

千金方を著わし陰陽五行説や臓腑理論を広めました。


李時珍

1892種薬物と薬効を整理した本草綱目を編纂しました。

温泉が体に良く湯質による薬効功能を分類しました。